突き進め!FIT入試受験生!

FIT入試の話

こんにちは、PinkHedgehogです。皆様いかがお過ごしでしょうか。

FIT入試の出願登録が始まってそろそろ緊張してくる頃だと思います。

そうでなくても厳しい大学受験の年に、FIT入試を受験するのは大変であり、同時に強みにもなります。今回はFIT入試受験生への応援の記事を書いてみました。

AO入試勢は白い目で見られがち?

このブログでは何回か書いていますが、高校の雰囲気によっては一般受験こそ正しくAO入試はズルであるという考えが主流の学校もあります。私の通っていた高校もそのタイプで、全員がセンター入試(今でいう共通テスト)を受験する事が当然の前提になっていました。

そのせいで、周りの友達にもFIT入試を受験することはなるべく秘密にするようにせざるを得ませんでした。(FITで悩んだことについてはこちらの記事で詳しく書いています)

担任の先生は「FIT入試は東大に入るより難しい」「その時間があれば勉強に使うべきだ」「そんな態度では面接で失敗する」等おっしゃっていましたし予備校の先生にも「お前の文章は一貫性がなく刺さらない」「今から始めたのでは到底間に合わない」と言われましたが、全く聞く必要がないと思っていました。

なぜなら先生の仕事は私を良い大学に入れることではなく、一枠でも多く大学の合格者を輩出することだからです。ぶっちゃけ浪人生を一人も出さないことだけを目標にしている先生もいます。そういう方はあなたの生き方としてどこがベストなのかを考えて応援してくれるのではなく、どこかの大学(どこでもいいから)に入ってくれて自分の手を煩わせなければよいという考え方の可能性があります。

私はFIT入試とは自分の頭で自分の人生をどう生きたいのか熟慮し、ベストな方法として慶應義塾大学の法学部で学ぶのがふさわしいと考えた者のための試験だと思っています。様々な大学がある中で慶應の法学部であれば自分という人間の価値を最大化できると考えたからこそにわざわざFIT入試という戦法をとり、自分という人間の価値をアピールするのではないのでしょうか。

その試験に挑戦するのに、惰性で受験指導をしている教員の話を鵜呑みにして自分の人生の方向性を決めるのは間違っているとずっと思っていました。反骨精神があるくらいの方がきっとうまくいきいます。

もしもFITに挑戦するあなたが孤独でも大丈夫。私もそうでした。コネもカネも全くないし、先生ガチャに外れ受験期は孤独だったけれどそれでも合格できました。

これはあなたの人生で、あなただけの人生です。責任も全て自分で負いますが良い結果もすべて自分のものです。訳知り顔で干渉してくる大人やAO入試を受けるからといって白い目で見てくる友人は言ってしまえば脇役のその他大勢でしかありません。

FITに挑戦したことは必ず実になる

FIT入試が敬遠される理由して書類、面接対策が大変という要因があります。たしかに、時間はかかります。しかし、FIT入試の時に作成した書類や練習した面接のスキルは大人になった今でもかなり役に立っています。

作った書類はエントリシートや志望動機等に使いまわすことができますしアピールポイントもまとめられているものなので面接にも流用できます。また、大学に入る前に面接の練習をしておけば面接慣れをします。面接や志望動機書はおそらく今後の人生でもちょくちょく登場するハードルのひとつなので今頑張って突き詰めることで大きなアドバンテージになるでしょう。

また、わざわざFITを選んで挑戦したという事実は今後もいろいろな事に挑戦してみるハードルを下げてくれるばずです。結果も大切ですが、その過程で得たスキルや文章力、忍耐力はどこに行っても通用するでしょう。戦いの中で成長するタイプならなおのこと。

今のあなたの努力や苦悩はあなたの実になります。挑戦してえらい!と誇りを持ってください。

面接では堂々と!

少し面接の話になったので面接についてポイントアドバイスを書きます。

まず自分が提出した書類の内容は大体頭に入れておいてください。おそらく先方は書類も見ながら面接をするので書類の内容と口で言っている内容に矛盾があると気づかれてしまう可能性が高いです。書類の内容プラスαで深い質問をされても大丈夫なようにしておくと良いと思います。

わからない話題を振られても大丈夫です。とりあえず沈黙し続けてしまうのは悪手なので、知らないことは知らないなり考えて、それについて面接官と話して教えてもらい自分のものにしていまうくらいの積極的な感じでいきましょう。

知識において面接官に勝とうとしなくても良いので、自分の感性で何を思ったか、どうなりたいか、何を学びたいか、どれだけ吸収できるかをアピールするべくお話をすると良いと思います。おそらくアカデミックな知識についてではなく人柄や個性が重視されるところだと考えられます。

相手のいう事を否定しすぎてもいけませんが、同調しすぎても個性がないと思われかねません。自分の考えていることを相手に伝えて深い会話ができれば抽象的な話題については結論が出なくても良いと思います。私も面接官に「こうじゃない?」と聞かれましたが、それもあると思う、それについて自分は〇〇と考えるというように意見を言っても怒られませんでした。

以上のアドバイスはあくまで自分の経験に基づくものです。必ずしもすべての面接官に通用するわけではないと思いますが、自分らしく真摯に向き合うことができればきっと相手にもそれが伝わると思います。

さいごに

推薦はお金やコネが必要という誤解がありがちかもしれませんが、自分が大学に入りたい理由と頑張った実績があれば大丈夫です。海外でボランティア活動をしないといけないとか、コネがある人間関係ないといけないということはないと思います。私もコネは全くありませんし帰国子女でも留学生でもありませんがFITに合格したので、受験生の皆様方におかれましても自分の持っているカードで勝負していきましょう。

どちらにせよ自分の人生の責任は自分でとらなくてはならないし、同時に幸せになるのに誰の許可も必要ありません。自分のやりたいようにやるといいと思います。

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