CWで放送されていたアメリカのテレビドラマ、スーパーナチュラルが終了して早数年。
ティーンエージャーの時に見たスーパーナチュラルはとても刺激的でコミカルで、こんなドラマが見られる私はきっと特別な存在なのだと思いました。
今では私がおじいさん、孫にみせるのはもちろんスーパーナチュラル。
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
ということで青春のかなりの時間をこのドラマに費やした私が通りますわよ~!!!毎日毎日暇さえあればスーパーナチュラルを見て、更新がない間はコミコンの映像を見て、それもない間は昔のインタビューを見て…とほぼ英語漬けになっていたのでTOEICの点数が上がりました。
しかし、いかんせん主人公は訳ありで指名手配犯、毎日血生臭い闘いに明け暮れとてもお上品とはいえない兄弟です。そんな兄弟の16年間を見ていれば、お母さんの口癖が移るように口調や雰囲気が寄せられてきてしまいます。
その中でもかなり印象に残った、別に知らなくても困らないのに覚えてしまったスラングとその意味5選を紹介したいと思います。
1,Shut your cakehole
最初聞いた時には、Cakeholeって何じゃい!と思いました。
調べてみたところ、cakeholeとは口の事を言うらしいのです。つまり「口を閉じていろ」「黙ってろよ」という意味になるらしい。シーズン1のエピソード1からこんな感じですよこの兄弟は。けしからん。頑張ってくれ。
2,Shotgun
これは歌やセリフでもきいたことがあるかもしれません。Shotgunには文字通り散弾銃という意味の他に、車の助手席という意味があるらしいです。なんでも助手席の人が強盗除けに散弾銃を持つ係だったらしく、意味を知ったときにはン治安ーーー!となりました。
Supernaturalの名台詞、Driver picks the music, shotgun shuts his cakehole(運転手が音楽を選ぶ、助手席の奴は黙ってろよ)にて上のCakeholeと一緒に使われています。一気に知らない単語を二つも入れてくるのはやめてくれ。
日常会話でもアタシ助手席がいい!というときにShotgun!というらしいので、知っておくとドライブが楽しくなるかもしれませんね。
3,Sulfur
硫黄という意味の単語です。スラングではありません。
Supernaturalにはいろいろなモンスターが出てくるのですが、中でも悪魔は硫黄の香りがするという設定になっています。そんなピンポイントな物質の英単語なんて知らないしこれから生涯使うのかどうかも怪しいですが、科学者とかと会話することがあれば便利かもしれませんね。
4,Time to hit the hay
Hit the hayで就寝という意味になるため、おねんねの時間と訳すのがいいのでしょうか。主人公ディーンが赤ちゃんをあやす際に使っていたフレーズです。生まれて間もない小さい子にスラング増し増しで話すんじゃないですわよ。生育に問題が出たらどうする。
5,Stick it where the sun shines
PTAが聞いたら卒倒するお下品な表現です。これはスラングの中でもさらにアレンジを加えたもので実際にはstick it where the sun don’t shineというスラングが正確です。where the sun don’t shineとは日の当たらない場所、つまり臀部の事を指すらしいです。
つまることろ、くだらない事を言ってくる相手に対してそのような言い分は臀部にでも隠しておいてくれという趣旨のスラングです。
そして、本編では主人公ディーンが悪魔に対して上のスラングを使いますが、悪魔の故郷の地獄はどうせ太陽が当たらないのでsun don’t shineではなくsun shinesと言い換えたのではと考えられます。故郷が地獄って可哀想ですね。
6,ass
これも臀部を意味するスラングですが、このドラマはもう毎回毎回assという表現が出てきます。get out of my ass とかasshole とかkick assとか、もう小学生かと言いたくなるほど頻出の単語です。下品なのでよほど親しい間柄でないと使えません。こんなの覚えてどうするんだ。
なぜ今こんな記事を書いたのかよく分かりません。こんなスラングや単語を覚えたところで使う機会はまだ一度も訪れていません。人生には無駄がつきもの。余白から意味が生じる日がきっと来ると願いつつ、また次回お会いしましょう。

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