最初に、私は中学校2年生になるまで英語があまり得意ではありませんでした。中学のテストでは平均点以下か平均点ギリギリの点数でいつでも成績が悪く、こんな記事を書けるまで上達するとは思いませんでした。しかし、高校2年生の模試では英語の偏差値が83にまで上がり、TOEICのスコアは800~900です。ここまで英語の上達が図れたのは、やはり英語の学習を楽しくできるようになったからだと思います。ですので、これから何回かに分けて楽しく英語を上達させた方法についてご紹介させて頂きます。
今回は洋楽編です。5つのステップに分けて、洋楽をフル活用して英語を伸ばす方法について紹介していきます。
洋楽を聴く
語学の習得で一番手っ取り早い方法が好きなことをすることだと思います。学校で好きでもない先生からつまらない自己中心的な説明を一方的に受けてもあまりモチベーションはあがりません。やはり心から楽しいと思える方法で勉強した方が上達するし、長く勉強を続けられると思います。
なので、私は音楽を教材にして英語を勉強しました。もちろん学校の授業で英語の勉強はしていましたし、文法の習得も大切です。しかし、英単語や慣用句の入り方が音楽を教材にした時とは全く違ったので、洋楽をどんどん聞いて耳を慣らすようにしていました。
洋楽で好きなアーティストを選ぶ
色々な音楽を聴くと、好きなアーティストが現れてきます。私はロックやパンクというジャンルがピンときましたのでその筋のアーティストを専攻してどんどん曲をききまくりました。私はビートルズが大好きなので、曲を何回も何回も聴いていました。
好きな曲の歌詞を調べる
数ある曲の中から気になる曲を選びます。教材となる曲なので自分の好きな曲から選んでもよいし、短いから、簡単そうだからという曲でも良いと思います。好きに選んでみましょう。好きな歌詞を選んだら歌詞を調べます。インターネットで歌詞を検索しても、歌詞カードなるものを参照してもよいです。歌詞を検索したら、ワードに貼り付けたり、下書きメールとしてメール欄に貼り付けたりして歌詞の下部に日本語を入れられるようにしましょう。
和訳をする
そうして、自分の選んだ曲の歌詞を1から日本語に直していきます。中学でやる「次の文を和訳せよ」という作業を歌詞で実践するということです。ここで大事なのは最初に日本語の歌詞を見ないことだと思います。この作業でしたいのは、自分で歌詞を日本語にして分からない単語や慣用句を調べたり歌ったりして英語に親しむことなので、わからなくなって直ぐに歌詞を見ると効果が薄くなってしまうように思います。
そして、自分なりに歌詞を和訳できたら日本語訳を見たり、他の人の和訳を見たりして比べます。この作業をすることで他の人の言い回しや自分の間違いに気が付くことができます。
和訳と歌詞を見ながら歌う
和訳や英語の歌詞を見ながら歌いまくります。私が学校の校則でウォークマン使用が禁止だったので、音源がなくとも脳内再生ができるように歌詞を覚えるほど聴いて歌っていました。歌詞を覚えれば歌が脳内再生できます。そして、歌詞が英語なので歌詞を覚えればその分英語の文が頭の中に入っていていつでも再現可能になっているわけです。勉強の場面でも、単語や文法について勉強すると頭の中で「pharmacy… Greendayの曲の一節に “So send me to pharmacy(俺を薬局に連れていってくれ)”ってあったよな」とか「she loves you yeah yeah yeahだからshe,heのあとの動詞にはsが付くんだな」とかピンとくるようになります。
至ってシンプル、簡単ですがこの方法は何より楽しいし、図書館やインターネットで音楽を調達できればほぼ無料で英語の学習ができます。私はあまり家にお金がなかったので、ビートルズやボンジョヴィを図書館で借りてきて楽しく聴いていました。また、和訳がだんだんクセになってきて、楽しい時間になったので英語の語彙や慣用句の数も比例してついてくるようになり、英語学習の助けになりました。
英語学習が楽しくない方は是非洋楽の和訳に挑戦してみると良いと思います。
語学の学習は少しずつでも良いので長く続けることが大切だと思いますので、続けやすい、楽しいと思える方法を見つけて頂くと良いと思います。迷いのある方にとって私の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
次回は洋画編について書いていきたいと思います。

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