FIT入試の面接の対策の話

FIT入試の話

FIT入試で二次選考を通過して合格するためにした、面接の対策のお話をしたいと思います。

対策1 情報収集

私は大事な試験で面接をするのは中学受験の集団面接か、英検の面接くらいしか経験がありませんでした。中学受験での面接は悲惨な結果だったし、英検の面接は英語力を測るためのものなのであまり経験が役に立つことがなく、面接の対策がものすごく不安でした。

なので、まず面接の対策の本を購入してどんな事が聞かれるのか、という面接の「型」のようなものを頭に叩き込みました。主に使った本は「国公立・私立大推薦&AO入試受かる面接―質問と応答例259&合格面接マニュアル (推薦入試合格BOOKS) 」と「AO(FIT)入試で慶應大学法学部に合格する!!」でしたが、他にも就職活動用の面接の対策本を図書館から借りてきて読んだりしていました。インターネットという手段もあるので気楽にまずはどんどん情報を集めることが大事だと思います。

対策2 提出書類の内容のインプット

面接で書類に書いたこと以上に詳しい話や、志望した動機の変遷、自分の人柄等を掘り下げて訊かれた時のために、矛盾なく、自分についてアピールできるように話せると良いと思います。不安な方は書類の内容はすべて暗記するくらいに頭に入れておくと、緊張してもスムーズに答えることができるのではないでしょうか。また、自分の将来目指す像の周辺問題や将来の自分を想像してみてそれに関連するニュースや知識を仕入れておくと質問にも対応できると思います。

対策3 面接を練習

私は緊張してしまうとしゃべりすぎたり、関係ないことをしゃべってしまったりする癖があったので色々な人と面接の練習をしました。まずは高校の担任の先生や科目を受け持ってもらっている先生、進路担当の先生と面接の練習をしました。担任の先生は練習の際に逐一、私のボディランゲージの多さや口癖をここぞとばかりに指摘して下さったので自分では気が付かない癖を矯正できました。FIT入試は個性が重要視される試験なので、自分の癖をすべて矯正する必要はありませんし、全て矯正するのは殆ど不可能だと思います。しかし、あまりに身振り手振りが多いなど癖が強すぎると、スムーズな会話ができなかったり話に集中できなかったりする可能性がありますので、とりあえず自分の癖を把握しておくことをおすすめします。

また、知っている人と面接の練習をして自分の癖を把握、修正した後は、あまり知らない先生と面接の訓練をするのもおすすめです。当然二次選考の本番はよほど慶應と関係の深い人でないかぎり、初めてお会いする先生と行うものだと思います。ですので、あなたの事を全く知らない先生とお話をして自分の事をわかってもらう必要があります。良くも悪くも付き合いの長い担任や普段お世話になっている先生は、あなたの事をある程度知っている前提で面接の練習をすることになるので、初見のふりをしても本当に初見の人と面接をするのとは違ってきていしまいます。お互いあまり知らず、なおかつ提出した書類の内容についてもあまり知らない人と練習をすると自分の伝えたいことが口頭のみで伝わっているのか把握できるのでおすすめしたいです。

また、私は前日くらいまで親と面接の練習をしていました。私の母親は愉快な人なので、考え付きもしない奇妙な質問をしてきたりしましたが、それに頑張って答えたり笑ったり褒められたりしているうちにリラックスしてきて、当日に緊張しすぎることなく面接に臨めたと思います。

さいごに

面接試験はすごく難しく感じる方もいらっしゃると想像します。私も未だに面接が大好きというわけにはいきません。しかし、相手の選んだ話題に一生懸命に話題に食らいついて、素直にお話をする事が大事なのかなと思います。また、何より入学したいという意欲をアピールして、なぜ慶應が一番好きなのかということを積極的に伝えましょう。先生方も意地悪をしに来ているのではないし、高校生がすべての質問に完璧に答えられるとも思っていないと想像します。結局は真摯に、自分らしくされるのが良いのかなと思います。

今回はFIT入試の面接の対策のお話でした。今回の記事が本番で少しでも役に立てば幸いです。

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