FIT入試二次選考当日の話

FIT入試の話

こんにちは、今日はFIT入試の二次選考当日の話を書きたいと思います。

当時の記憶に基づいて書いているため、不確かな部分があるかと思いますが、参考程度にお読みください。

一次選考が通って以来、面接を練習しまくり迎えた当日、かなり緊張していました。
まず三田の校舎の入口の受付で受験票的なはがきを見せて入場。そのあと席について、荷物を広げ、トイレを済ませました。
髪型をチェックしていると隣の人が話かけてきたので、少しお話をして何故か飴をもらいました。緊張していたので食べられませんでした。すまん。

そして、時間になって着席、試験開始です。

FIT入試は毎年面白い問題が出るのですが、その年も情報処理能力や現場思考力、作文力が求められる問題が出題されました。過去問は既にご覧になっている方もいらっしゃるかとは思いますが、慶應のHPに載っているのでおそらく誰でも見られると思います。

そして、私は問題を一通り解き終わった後に答案を見直しながら、なんと眠りに落ちるという行動をしてしまいました。
極度に緊張していたので一周回って脳がシャットダウンしてしまったのかもしれませんが普通に気が抜けたからかもしれません。
試験終了前に何とか意識を取り戻したので事なきを得た(と思う)のですが、確実に空白の時間があったと思います。一応全部解いていたからよかったものの、問題の途中だったらどうするつもりだったんだろうと肝が冷える思いです。

気を取り直して、午後の面接の時間に備えていると教室の移動を促されたので皆でぞろぞろと移動しました。この時三田の校舎の階段がギシギシ言っていてうわぁ…と思ったのを覚えています。

面接については、一次選考が通過してから狂ったように対策をして、なんとか失礼のないようにできる程度までにはしていましたが、緊張して緊張して手汗が滝のようでした(面接の対策についてはこちらの記事をご参照ください)。

緊張しすぎて面接の内容はあまり覚えていないのですが、面接官の先生方はどこか会話を楽しんでいる印象を覚えました。

一般的な面接でも言える事だと思いますが、面接官の方は自分で用意してきたPR等は言えば普通ににこやかに聞いてくれます。しかし、一番盛り上がるのはやはり用意できなかった部分について、対話をしたり意見を聞かれたりする時だという実感があります。

FITに限らず面接試験は一日に何人も面接をするので、たかが高校生が事前に用意してきたであろう自己PRや自分像を延々と聞かされるよりも、その場で話題を振り、それに食いついてくるか、自分の話にどんな風に対応するか、という感じをみる部分がもしかしたらあるのかもしれません。

私は高校生の頃は割と偉い人にも意見を言ってしまうタイプだったので(偉い人に意見を言う事の重大さを分かっていなかった)、お話しているうちに色々あって特技の物まねを披露させられそうな雰囲気になったりしました。回避しました。アイスブレイクには良いのかな。でもスベったら目も当てられないので危ない賭けだと思います。

面接は終始和やかな雰囲気で、私も先生方も笑顔がありとても良い印象を受けました。こんな素敵な先生のもとで勉強したいなとお話しながら思いましたが、それが伝わったのかもしれません。

終了後に先生方にお礼を言って退出しましたが、最後の試練があるのを忘れていました。

私は絶望的な方向音痴で、同じ道でも来た道と帰り道では見える景色が違うので迷ってしまうほど方向感覚が悪かったのです。校舎を出ようとしたところ、反対方向にどんどん進んでいき、帰りに迷子になりまくりました。受験生の方は事前に地図を確認することをおすすめします。

FIT入試当日に気を付けることは、①問題は時間配分を考えて寝ないように解く面接では素直に提示された話題に食いつく道を間違えない、の3点かなと思います。

今回はFIT入試二次選考の当日の話でした。需要があればもっとFIT入試について記事を書きたいと思いますのでリクエスト等お気軽にどうぞ。

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