こんにちは、今回はロースクール入試の学費免除についての話を書こうと思います。あくまで個人の体験、推測ですし、学費の制度はロースクールによって大きく異なります。また、私も今の院試の状況もよく把握できていないので、参考程度に読んでいただければと思います。
前の記事でも触れましたが、私は私立のロースクール入試で2つのロースクールから学費全額免除を受けることができました。しかし、私は法律の勉強であまりパッとしませんでした。
どのくらいパッとしなかったかというと、某塾の院試直前模試で刑訴法0点という驚きの点数をたたき出し、ゼミではいつも教授に呆れられ、大学の授業についていくのも必死だったくらいです。私の周囲の友達や先輩は大学在学中に予備試験、司法試験に受かる優秀な人ばかりで、自分はなんてダメな中途半端な奴なんだろうと落ち込む日々でした。
しかし、こんな自分でも全額免除を受けられた原因として
①課題の書類をがんばった
②TOEICの点数が良かった
③途中で諦めなかった
というものがあると思います。
まず、①についてロースクール入試(以下、院試といいます)には出願書類が必要です。ロースクールの中には、特別な枠を設けて全額免除、半額免除をするという制度をとっている学校があります。
全額免除を狙う場合、その枠に応募するために課題として作文のようなものや書類が出されるので、枠の特徴性を意識して(国際枠ならグローバルな視点をもっているか、等)作文、書類を作成すると良いと思います。
私は少しでも合格のチャンス、学費削減のチャンスが増えるなら応募しない手はないと考え、気合を入れて統一性を意識しながら書類作成をしたところ、全額免除を受けることができました。
次に、②について、院試においてはTOEICの点数が結構見られているということを意識されると良いと思います。
私は子供の頃からディズニーが好きでしたが貧乏だったので図書館にある英語のディズニーCDを借りて聴きまくっていました。そのお陰か、英語に対する苦手意識はなくTOEICの点数がそこそこ良かったので、添付書類としてスコア証明書を提出しました。
ロースクールも国際性をしきりにうたっているので、法律がパッとしなくても英語や語学でアピールできる人はアピールした方が良いと思います。
③については院試に限らずどの試験でも言えることですが、最後まで諦めないことが大事だと思います。途中で大きなミスに気が付いてもあっけなく合格したりします。私もミスに途中に気が付いて泣きながら帰りましたが、合格して全額免除をもらえました。あきらめずに最後まで解けば意外と大丈夫なのか、と実感しました。
ということで、法律の勉強があまりパッとしなかった私がロースクールの全額免除を受けることができた理由かもしれない要素について書きました。院試に不安を抱かれている方のお役に立てれば幸いです。

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