こんにちは、Pink Hedgehogです。
今日はロースクールという特殊な社会で私が出会った愛すべき(一部を除く)びっくりロースクール生(以下、びっくりロー生とする)の皆さんの紹介をしたいと思います。
ロースクールでは司法試験や法科大学院での日々の勉強に集中するため、静穏に学習がしたいというのが院生の切なる願いでしょう。
しかし、ロースクールにはいろいろなびっくりロー生がいます。いろいろなロー生をお目にかけよう!
びっくりロー生その1 カバンを机に叩きつけるように置く人
この人たちは、自分の席を見つけるとすごい音でカバンを置いて行きます。親の仇のような勢いです。初めて見た時は、「この席は渡さん!」という威嚇かと思いはっきり言って怖かったです。
しかし、ロースクールにしばらく通って理解しました。
院生のカバンは重い教材や学校に長時間滞在するための食糧が詰まっていてとても重いのです。やっと着席できる事実に安堵し、文字通り肩の荷を降ろすがあまりカバンが机に当たってしまうことがあると分かりました。
かく言う自分も、荷物を降ろすときに音が出てしまったことがあります。それ以降はなるべく静かに移動できるよう気を付けています。
なので、このタイプの人に会っても怖がらずに接してあげてください。うるさくしてごめん。
びっくりロー生その2 全体のクーラーを極度の低温にする人
このタイプの人が同じ部屋にいると、気が付いた時には部屋が冷蔵庫のようになっている事が多いです。夏なのに足先が寒くてつらい思いをしたり、うっかりその部屋で寝てしまい風邪をひいたりしたこともあります。
しかし、この人たちは勉強に熱中しているので体が火照ってきて熱くなってしまう、大体筋肉質のアツい人たちなので、クーラーを低温に設定したい気持ちは理解できます。
また、温度設定は各自が自由にできるので自分に文句を言う権利はありません。自分で上着や毛布を持ってくれば対策ができるし、ロースクールの部屋は共同で使う施設なのでお互いを尊重し合う必要があります。なので、自分はいつも毛布を持って自習をしていました。そのうちその毛布に愛着が湧いて落ち着いて勉強することができました。
このタイプのロー生たちはクーラーを低温にすること以外は特に欠点がなく、大体勉強もスポーツもできる、明るく楽しい人が多いのでけっこう好きでした。愛すべきびっくりロー生のタイプです。
びっくりロー生その3 くしゃみ、咳が異様にでかい人
この種類の人はとにかく咳、くしゃみが本当にすごい音量です。
命を燃やして咳くしゃみをしているのか、くしゃみのデカさで強さが決まるとかそういう世界線があるのか、と問いたくなる音量です。
なんでそんなに大きくくしゃみをする必要があるのか?
スッキリするのか、強さを誇示したいのか、家系なのか知りませんが、それは絶叫の音だよ!いきなり後ろからワッ!って驚かされたときに出る声量なのよ。毎回よくそんなに大きなくしゃみできるな!
また、この人達は大体不意打ちで絶叫レベルのくしゃみ咳を投下するので、近くでやられるとびっくりして脈拍がおかしくなります。自習中はともかく、授業中にこれをされると教授の話が「ブァアアアアアックショオオオオオンン!!!!!!」にかき消されて何も聞こえなくなります。まじでやめてくれ。
やり続ける本人の器官も心配です。耳鼻科受診してほしい。
びっくりロー生その4 外食に行った後そのままの香りを纏って帰ってくる人
私見ですが、おいしいものを食べることは人生の喜びです。おいしいものを食べて幸せに生きる権利を誰にも邪魔をさせてはいけないと思います。
しかし、特に自習室という密室にガーリックなものを大量に食べたあとそのまま帰ってこられると、においが強烈で辛い。
近くの席に座っていると移動しなくてはならない可能性もあるので、難しいかも知れませんが匂い消しをする等、何等かの対策をしてもらえると良かったかな、と思います。
びっくりロー生その5 授業中に普通に途中退出をしてあっさり戻ってくる人
教授がキレてちょっと怖かった
びっくりロー生その6 試験なのに連日学生証を持参しない人
紛失したなら正直に言いなさいよ
番外編:許せないびっくり人間 窃盗犯
これが一番のびっくりというか、普通に犯罪です。
ロースクールによっては盗難注意の張り紙が張られていることがあります。図書館、自習室、廊下といたるところに盗難の注意喚起があり気を抜けません。自分は幸いなことに一度も出くわしませんでしたが、実際に被害にあったという知り合いもいます。
安心して勉強したいのに、すぐ隣に窃盗を目論む人がいるかと思うとなんだか落ち着きません。自分の頼りになる相棒の教材たちや愛を込めて作ったまとめノートが消えてしまったら、と思うと恐怖を感じます。また、貴重品やお高い参考書や教科書を取られたら精神的なダメージはもちろん経済的にもかなりダメージがあります。二重のダメージ。
ロースクール内は一応セキュリティがあるし監視カメラも設備されています。
わざわざ外部の人が入り込んで参考書だけ盗むという謎の犯行をするのか、色々煮詰まってしまったロー生がやっているのか、間違えて持って帰られてしまって窃盗ということになったのか、実は窃盗なんてなくてボーッとしているロー生に対する注意喚起をしているだけなのか、よくわかりません。
どちらにせよ、わざわざロースクールまで行って泥棒する人がいるとしたら言いたい。
お母さん泣いてるぞ!!
このようないろいろなびっくりロー生がいても(窃盗犯を除く)、ロースクールはとても楽しいです。
超優秀な人や異色な経歴を持つ人、びっくりすることをする人や逆に自分がびっくりさせてしまった人、色々な人たちがいるからこそ学ぶことが沢山あります。
窃盗に気を付けて楽しく生きようね!

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